トランジットで9時間あれば弾丸香港観光できる!
10月29日~11月20日までミャンマー(ヤンゴン)及び、スリランカへ旅行に行っていました。今回関西国際空港(関空)からヤンゴンへはキャセイパシフィック航空を利用しました。せっかくの香港経由なので、トランジットの長い航空券を選び、数年ぶりに香港に行ってみることにしました。9時間のトランジットがあれば十分に観光することができることが分かりましたので、紹介します。
入国審査を通って入境
香港に限った話ではありませんが、日本の空港で連続した航空券を受け取った場合でも、ビザの問題さえクリアしていれば、入国審査を受けて入国することができます。受託手荷物はそのまま勝手にトランジットされていきますので、必要なものはあらかじめ機内持ち込みにした方がいいと思います。入国審査の列にもよりますが、20分~40分で入境できます。空港内にも魅力的なお店やコンビニがありますが戻ってきてからも時間がありますので先に市内へ行くことをおすすめします。但し、香港の入国審査前のショップは深夜には閉店していますので、注意してください。
空港から市内へ移動
空港から市内までは、早い順に鉄道、タクシー、バスがあります。鉄道はバスより高いですが、市内まで直結でとても速いのでできるだけ長く香港を観光したい!トランジットが短い!という場合におすすめです。
僕は今回バスを利用しました。バスと市内の地下鉄やフェリーはオクトパスカードで利用できるのでとても便利です。バスはないと運航があって24時間空港へ向かうバスがありますので助かります。深夜のバスは道が空いていてとても速いですが、空港スタッフ用に貨物ヤードなど空港内の様々な場所を大回りしますので、時間に余裕を持って乗った方がいいです。往路は14時前初の香港島セントラル行き、帰りは半島側から18時ごろ乗りましたが、どちらも1時間弱で到着しました。
鉄道・バスのオクトパスカード共に当日の復路は割引がありますので、トランジットでの滞在がお得です!
市内観光おすすめルート
まずはバスでセントラルまで行きましょう。降りたらそこはイメージ通りの香港です!
南に下って大通りを渡ると島の斜面にそって町が広がっていますので、徒歩もしくはエスカレータで登ってカフェやバールでお茶をするといいですよ。夕方には世界各国のビジネスマンでいっぱいになる楽しい飲み屋エリアです。
お茶をしたら大通りまで降りて東行きのトラムに乗ります。2階建てのトラムは香港の象徴的な乗り物ですなので、観光と移動が一度に楽しめます。オクトパスカードも使えますよ。
トラムで まで移動したら再び大通りを北へ渡ってフェリー乗り場へ向かいます。フェリーは頻発しており、値段も安く庶民の足ですが、観光スポットとしても人気です。フェリーに乗って対岸へ渡りましょう。着いたところにはレストランの予約を取ろうと客引きがたくさん観光客を待っています。しつこくはありませんので、時間がなければスルーすれば大丈夫です。
乗り場を出て左手に展望デッキがあります。夜はライトアップされたビルの夜景によるエンターテインメントが見られる人気スポットで20時ごろには人がいっぱいになります。昼でも香港の撮影スポットなのでおすすめです。
展望デッキを降りたら少し北へ行きましょう。高級ブランドの入ったショッピングモール があります。香港の古い建物をリノベーションしていて、古い消防車なども置いてありショッピングをしなくても、見るだけでも楽しいです。
近くに地下鉄の駅があり、ここから数駅北に移動すれば町中から道路にネオンが飛び出した香港映画でおなじみの街並みが広がるローカルエリアに入ります。リーズナブルな店も多いので軽く散策して食事をとるのがオススメ!夕暮れに近づけばネオンが点灯し、よりエキゾチックな雰囲気になります。
今年東京に初上陸したミシュランの飲茶レストラン「ティム・ホー・ワン」も市内数か所に店があります。東京ではまだまだ1時間くらいならばないといけませんが、本場でならそんなことはないですよ!
あとは近くのバス停からバスに乗って空港に戻りましょう。
市内から空港へ
まとめ
9時間のトランジットでも、香港入境に30分~1時間、空港から市内までは片道30分~1時間かかり、空港には2時間前には戻らないといけませんので、実質的に観光できるのは5時間半~4時間ほどになります。香港はそんなに大きな町ではありませんので、4時間でも十分に楽しめると思います。トランジットも楽しんで、旅行にプラス1都市いかがでしょうか。
僕はトランジットでの観光のキモは公共交通機関と考えてます。香港もそうですが、空港から市内まで電車やトラム、地下鉄など渋滞に巻き込まれない交通機関が直結していれば、渋滞で遅れたりイライラすることがありませんので、トランジット観光を楽しめると思いますよ。